最近の活動について纏めておきます。
以下、「n枚」とあるのは、すべて原稿用紙換算です。
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まず、『京都哲学道場紀要』第一号(企画・編集: hiropon氏)が完成しました!
とりあえずはPDF出版ということになり、哲学道場公式サイト上にアップロードされています。
http://tetsugakudojo.web.fc2.com/files/kiyoh_kyoto01.pdf
執筆陣は以下の四名です。
- 坂田正幸 <哲学道場駒込主宰>
- 谷口一平(当方) <公式サイト アップデート担当者>
- 深草周 <哲学道場世話役; 京都哲学道場主宰>
- 土田久作 <特別寄稿>
当方は「睡りのない夢――文学の第一法則について」という仰々しいタイトルで、短い文学論(8枚)を寄稿しております。是非お読み下さい。
なお、著者責任で誤植を一点指摘しておきます。
第1段落15行目: 「成し遂せるせる」→「成し遂せる」
執筆時点(昨年11月)から少し時間が経過したので、読みなおしてみると、いろいろ気づく点がありますね。一点だけ註記を加えておきます。
<註記>
「夢のなかで、誰かがぼくに話しかける。ぼくが誰かに話しかけるのではない」というのは、「無意識」について述べたものだと解釈してよい。夢のなかの発話は「無意識」から「意識」への呼びかけであり、目覚めているときの発話は「意識」から「無意識」への呼びかけである、というのが、ぼくの言おうとしていた内容である。ぼくの言葉では、前者を「予感論=多意味の審級」と、後者を「文体論=無意味の審級」と、それぞれ表現する。従って、「言語が可能となるためには、言語の外部からその存立を支えるものが、例えば逆説としての夢が、不可欠なのかも分からない」という件りは、「意識を可能にするものとしての無意識」を主張したものであり、「文学」は「無意識における創造行為」あるいは「無意識を黙示する形而上学」として定式化される。以上は、最近読んだ美学哲学の論文に多少影響されての補説である。
【哲学道場】
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それから、以前にも告知しましたが、昨年12月5日に発行された、松平耕一氏主宰の批評系同人誌『新文学03』に、レヴューを7本寄稿させていただいております。折角なので、情報を纏めて再宣伝しておきます。
当方の寄稿は特集「このコンテンツがエグい!」に対してのもので、すべてがネットカルチャー部門に含まれます。「星野しずるの犬猿短歌」のみ、2,400字の拡大枠にして貰いました。レヴューしたコンテンツ(作品)の一覧を以下に掲示します。
- 「東方紅魔郷Ultraモード 2周目突入」(1枚)
- 「古明地こいしのドキドキ大冒険」(1枚)
- 「炉心融解(Hard-R.K.mix)」(1枚)
- 「イラストタグ「オナホ妖精」」(1枚)
- 「ゆめにっき」(1枚)
- 「ジャッカル」(1枚)
- 「星野しずるの犬猿短歌」(7枚)
なお、「古明地こいしのドキドキ大冒険」の選択にさいしては、深草周氏の助言によるところ大きく、またレヴュー内容に関しても、氏との検討が大変参考になりました。ここに謝意を表します。
「星野しずるの犬猿短歌」論に関しては、特に補説の必要はありませんが、少し永井哲学らしく内容を要約しておけば、星野しずる論の名を藉りて、戦後短歌史における〈キリスト〉としての塚本邦雄を描き出した、というところです。鋭い人なら、これで読まずとも内容が分かるでしょう。本気で短歌に取り組んでおられる歌人の方には度しがたい評論と映るかも知れませんが、これはある一面の構造を抜き出して論じたものであり、そのかぎりでは戦後短歌史の一面の真理だと思っています。
文芸空間社『新文学03』の取り扱い情報は、以下に纏めてあるようです。
http://literaryspace.blog101.fc2.com/blog-entry-455.html
「とらのあな」通販も始まっています。
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/25/20/040010252010.html
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後は、Togetter の情報でも纏めておきます。
当方は、一年ほど前から Twitter を利用しておりますが、Twitter 上での議論を Togetter というサイトを使って保存しておくことができます。以下は当方が纏めた Togetter の一覧です。
【当方の個人ページ】
§哲学
- 「深夜のTL:永井均・東浩紀・時間・道徳・グノーシス」(2010/5/15)
- 「正しい日本語的な何か、あと永井哲学とか」(2010/6/1)
- 「【哲学】意識・存在・文体・表現・論理」(2010/10/14)
§差別論
- 「反‐差別論:“差別”は実在しない!」(2010/6/17)
§その他
- 「「東方地霊殿」の解釈ゲーム」(2010/4/29)
- 「市民に開かれた哲学とは何か:哲学カフェ VS 哲学道場」(2010/6/10)
以上。
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