競馬となのはの雑記
某友人のススメで競馬を始めることにした。ちょうど寺山修司の競馬エッセイ(こないだの本は読み了えて、いまは『馬敗れて草原あり』)を読んでいるところだから、タイミングがいい。とりあえず基礎知識と、簡単な予想方法を教えてもらった。
まずはイメージトレーニングということで、土曜の4回阪神5日の内、二レースを、一レースあたり千円と仮定してやってみることになった。ぼくの配分は以下。
[1R]
9 トップカミング
11 セキサンダンスイン
馬連:300円
3 アマノシーザー
単勝:700円
[9R 西脇特別]
14 ヨクバリ
16 クリーン
馬連:400円
2 ダノンマッハ
6 エスポワールシチー
馬連:400円
14 ヨクバリ
単勝:200円
結果、ビギナーズラックもなんにもなく惨敗。1Rは、トップカミングが勝ったのだがセキサンダンスインは6着。西脇特別は、追い込みと先行の二通りの展開で予想してみたのだが、エスポワールシチーとクリーンの複合できた(いや考えりゃ当然の話なんだけど)。
せっかくなので、日曜の4回阪神6日もひとりでやってみた。何事も練習。
[5R]
3 ダンスシェイカー
12 アマノスパイダー
馬連:300円
ワイド:200円
5 ホッコーマスコット
単勝:100円
18 ハマノオラトリオ
単勝:100円
1 テイエムマイサクラ
15 メイショウオバナ
ワイド:300円
[10R 神戸新聞杯]
1 ディープスカイ
単勝:800円
4 ヤマニンリュバン
単勝:100円
9 ナムラクレセント
単勝:100円
5Rはやたらひねった買い方をしてみたものの、テイエムマイサクラが勝っただけで、やはり惨敗。神戸新聞杯はディープスカイが勝ったので1600円もどってくるわけだが、1番人気のGI馬の単勝に突っ込んだだけだからなんとも。
まあ、マイナスが減ったのでよかったけど、まだまだイメトレでも厳しそうです。
× × ×
魔法少女リリカルなのはの無印とA'sを(youtubeで)全話視終わった。魔法少女モノが好きなのです、カードキャプターさくらとか邪道魔法少女シリーズとか、あとプリキュアとかも含めて。
なのはの魅力はやはり戦闘シーンにあると思うし、それを措いてはありえない。基本的にかっこいい魔方陣とか大迫力の魔砲攻撃とかが好きだ。それとは別なファクターとして、各作品が魔法というものを理論的にいかに扱っているかという点にも興味がある。なのはの場合であればコンピュータ・プログラムに擬した(ある意味では『ああっ女神さまっ』以来の伝統的な?)解釈をとっている。魔法があってその解析があるというのは、古来からの召喚魔術(霊的存在を呼び出して使う)の考え方にはない新らしい(そして魅力的な)立場だろう。そこでは霊的存在もまた、技術によって解体され構成されることが可能なのだ。でも、原子論的ではない。エネルギー(魔力の場)とプログラム(式を打つ)の二元論だ。はてさて、魔術も大衆化が進んでいる?
それはそれとして、ちょっとA'sの脚本の出来に感動してしまった。さすがシリーズ最高傑作の呼び声高いだけのことはある。物語は序盤から、敵味方に割り切れない、複雑に交錯する意志の中で展開し、キャラクターの役どころを見事に配置することで、加速度的かつドラマチックな終盤を演出することに成功している。当然、主人公の有する個的な意味も、物語のなりゆきと深くかかわりながら、大きな対立軸を演出してゆく。終盤の、観念的で象徴的な情景描写(たとえば「闇の書」完成のシーン)も、その描き出す絶望や喪失によって物語に神話的亢揚をもたらしてくれる。
脚本自体がひとつの魔法だね。魔法とは、世界(物語)をデザインする力であって、それはだから演出力であり煽情力だ。魔法を使うためには、魔法がいかにして構成されているのかを知ることが必要だ。物語に秘められた術式を解析し、闇の書の意志がスターライトブレイカーを撃ったように、それを自分のものにすること。あるいはそんなところから始めてみたい。
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