2008年3月19日 (水)

詩 20080319

      弔いゲーム
                             斐青映士

 さかしまに殖えゆくバイバイ・ゲーム
 夕陽を小さな背《せな》にうけ
 子供らは影を弔ってゆく
 バタバタと ゆくあてもしれぬ黄昏を泳ぐ

     (おそうしきをしようよ!
      おそうしきをしようよ!)

 目をつぶると誰《だ》あれもいない
 上気した暗やみのなかで 息もできない
 子供らは影を追って走ってゆく
 自分の影だけは弔えないから

     (かなこちゃんがしんだよ!
      けいいちくんもいないよ!)

 子供らは落日を怖れていた
 太陽が去くそのときを
 再び明日がこないのをしっていたから
 母は許されぬ藁人形だから

     (せんせいはこられないよ!
      ぼくらはどこにもいないよ!)

 子供らは弔う 弔ってゆく
 彼を 君を いつかは自分を
 もう殖えすぎたバイバイ・ゲーム
 ぼくの前には夜だけが待つ

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 自サイトの完成見通しがまったく立たないので、こちらに載せておきます。あーあ、だめだなあ。なんか全然だめだなあ。根本的に何か間違えてるのかなあ。

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